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家庭裁判所の婚費分担の決定は異議申し立てできないのでしょうか
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投稿者 Crisis さん [ 関東 ] | 2001年08月20日(月) 02時13分 |
はじめまして、関東在住の30代の男性です。
私は、平成12年の4月に東北地方より関東へ転勤したのですが、妻自身も仕事を持っており、妻は実家から仕事へ行くこととして東北へ残りました。ところが、特定の曜日の夜に妻と連絡がつかないことから、同年5月頃、電話で「興信所を使って不貞行為を調査した」(本当は調べていない)と妻へ告げたところ、妻からは「いつから調べたの。ホテルには行っていないから」と不貞行為を行っていたことを前提とした返答が帰ってきました。この後、私名義の、妻へ預けていた銀行預金通帳、郵便預金通帳を止めたのですが、既に200万円以上勝手に引き出された後でした。
その後、同年6月に妻から離婚したいと言ってきたのですが、私は勝手に引き出した預金を戻さなければ応じられないと反論していました。また、私は、この頃から弁護士へ離婚の相談を始めていたのですが、弁護士に信頼の置ける興信所を紹介していただき、期待はしていませんでしたが、同年8月初旬、妻と連絡が取れなくなった特定の曜日の夜を含めた数日間、妻の素行調査を行いました。
運良く、素行調査を行った日に、妻が相手男性とラブホテルへ入り、また2時間後に出る所を写真におさめることができました。また相手男性を調べたところ、その男性は、私が妻と結婚する前から妻の友人と聞かされていた人物でした。また、私は、勝手にその男性は独身だと決めつけていたのですが、実際には妻子のいる既婚男性でした。
この写真を証拠に、同年9月、東北まで出向き、自分の弁護士立ち会いのもと、妻と離婚の合意書を作成し、「勝手に引き出した預金を返却すること」、「不貞行為を謝罪すること」を約束させました。この時、妻はこの問題を弁護士へ正式には依頼していないようでしたが、数日後、正式に弁護士へ依頼したらしく、妻の弁護士から、この条件では離婚できないと、合意書を破棄してきました。
その後、平成13年1月頃まで、弁護士を通して交渉しておりましたが、事態は進展せず、調停を申し立てることとしました。しかし、このままでは調停場所が東北となってしまいます。そこで、こちらで行えるようにする手段を弁護士へ相談したところ、妻と不貞の相手への損害賠償請求を調停と同時に地裁へ申し立てれば、調停を東北へ移管されることはないであろうとの推測から、平成13年3月、家裁への調停と地裁への賠償請求を同時に請求しました。
ところが、この6月に、妻から婚費分担の請求が、こちらの家裁へ申し立てられました。私の弁護士の説明では、妻が有責配偶者であっても、婚費分担の決定は、収入の多い私への支払いが家裁にて命じられる可能性が高く、また一度支払いが決定すると、私からの異議申し立てはできないというのです。しかも速やかに支払わないと、私の給与が差し押さえられるというのです。また、この件は、妻に勝手に引き出された預金の返却とは別に争われるというのです。
地裁と家裁の決着のどちらが早いかは分かりませんが、不貞関係の有無が問われず、所得額の大小だけで家裁が判断するとすれば、家裁の方が先に決定すると思われます。すると私への預金の返却も行われないのに、さらに妻へ婚費を支払わなければならないこととなり、普通の考えではどうも納得がいきません。また異議申し立てできないというのも本当でしょうか。この件に関して、ご存知の方がおられましたら、御指導願えないでしょうか。
▼ 投稿者 なな さん [ 中部E-mail ] | 2001年08月21日(火) 09時28分 |
Crisisさん、こんにちは。ななと言います。
既に弁護士さんを依頼されているとのことですから、詳しくは そちらと相談すればいいことなんでしょうけど、膠着状態になっていて、 いやなんですよね?(私も、夫が愛人と共同で弁護士を立てたので、 話が長引きいらいらしてます。)
で、質問なんですが、相手の男に慰謝料は請求しないのですか? 交際禁止と慰謝料請求を内容証明郵便で相手の男の家に送って。 (私は依頼している弁護士の名前で、愛人宅にこれを送ってもらいました。 支払期限と、支払われなかった場合に法的措置・・・地方裁判所に提訴・・・ する旨を記載して。)
まだ交際も続いているんでしょう? ただ、たしか婚費分担は、算定基準があって、それに基いて計算されますが、 基本的には婚姻期間中の場合は(離婚していなければ)払う性質のもの じゃなかったかと思いますが、奥様が働いているのでしたら、それも合算 されての金額で割りますから、べらぼうな金額を取られるわけではないと 思いますが。
弁護士さんはその辺の所なんと言っていますか?
また、向こうも弁護士を立てたのなら、こちらの条件を全面的に受け入れない のは、あったりまえのことですから、(そのために高いお金を払って、奥様も 依頼したんでしょうから)いちいちこんなことで落ち込まないで。 (なーーんて、私もやられて凹みましたが)
奥様の依頼した弁護士が、やり手の人だとこういう風にやってくるでしょうね。 完璧に定石通りですよ。 ただ、正義は我にありという思いで、弁護士さんと相談のうえ 元気出してやっていきましょう。なーーに、慰謝料請求して(奥さんにもね) 婚費分担金なんかは取り返すつもりでいれば良いですよ。離婚後は払う必要 無くなるし。向こうの奥様にもCrisisさんの奥様に対して同様に 慰謝料を請求する権利はありますから、(ま、それはともかく。)
不法行為を犯したのは向こうだし、法律もCrisisさんの味方ですよ。 悪いのは向こうなんだからさ。
▼ 投稿者 Crisis さん [ 関東 ] | 2001年08月22日(水) 23時55分 |
ななさん、コメントありがとうございます。
>で、質問なんですが、相手の男に慰謝料は請求しないのですか? 交際禁止と慰謝料請求を内容証明郵便で相手の男の家に送って。 (私は依頼している弁護士の名前で、愛人宅にこれを送ってもらいました。 支払期限と、支払われなかった場合に法的措置・・・地方裁判所に提訴・・・ する旨を記載して。)
慰謝料請求は妻と相手の男性にしています。また同時に、妻へは無断で引き出した預金の返却を要求しています。私は、ななさんの書かれているように、交際禁止を要求はしませんでしたが、慰謝料請求と支払期限を明記し、今年1月に内容証明郵便で送りました。しかし、相手の男性は身に覚えがないと否定したため、同年3月に地裁に慰謝料請求訴訟を起こしています。
>ただ、たしか婚費分担は、算定基準があって、それに基いて計算されますが、 基本的には婚姻期間中の場合は(離婚していなければ)払う性質のもの じゃなかったかと思いますが、奥様が働いているのでしたら、それも合算 されての金額で割りますから、べらぼうな金額を取られるわけではないと 思いますが。 弁護士さんはその辺の所なんと言っていますか?
婚姻は継続されていることになっていますので、確かに支払い義務はあるのでしょう。私が気にしているのは、私の弁護士が、こちらが、ラブホテルへ出入りした写真という不貞関係の証拠を地裁へ提出しているにも関わらず、家裁の婚費分担へは十分に考慮されないようなニュアンスをほのめかしている点です。私は完全に証拠を握っていれば、かなり考慮されるように考えていましたが、違うのでしょうか。
>また、向こうも弁護士を立てたのなら、こちらの条件を全面的に受け入れない のは、あったりまえのことですから、(そのために高いお金を払って、奥様も 依頼したんでしょうから)いちいちこんなことで落ち込まないで。 (なーーんて、私もやられて凹みましたが)
奥様の依頼した弁護士が、やり手の人だとこういう風にやってくるでしょう ね。 完璧に定石通りですよ。 ただ、正義は我にありという思いで、弁護士さんと相談のうえ 元気出してやっていきましょう。なーーに、慰謝料請求して(奥さんにもね) 婚費分担金なんかは取り返すつもりでいれば良いですよ。離婚後は払う必要 無くなるし。向こうの奥様にもCrisisさんの奥様に対して同様に 慰謝料を請求する権利はありますから、(ま、それはともかく。)
不法行為を犯したのは向こうだし、法律もCrisisさんの味方ですよ。 悪いのは向こうなんだからさ。
普通なら、ななさんの言われる通りだと思うのですが、私の弁護士は、初めは、こちらが完全に証拠を握っているのだから負けることはありませんという感じだったのですが、最近は「正直者がバカをみることもある」というようなコメントもしています。どうも、私の弁護士は、慰謝料と預金の返却額よりも、婚費分担額で妻へ支払う額の方が大きくなると考えているようです。私の弁護士が言っていることが正しいのかもしれませんが、普通の考えではどうしても納得できません。 今では弁護士を代えることも考えているのですが、他の弁護士の方も依頼者へ、こんな弱気の発言をすることがあるのでしょうか。
いくら妻の収入の方が少ないからといって、妻(有責配偶者)へ婚費として、さらに金を支払い、訴えた私が損するなんて。婚費の分担は、身勝手な男性が不貞行為を行い、収入も保証もない女性を守るべきためにあるのであって、勝手に浮気し、浮気が見つかったら預金を黙って引き出すような女性を保護するためにあってはならないと思うのですが、日本の法律なんてこんなもんでしょうか。
▼ 投稿者 なな さん [ 中部E-mail ] | 2001年08月23日(木) 10時43分 |
Crisisさん、こんにちは。
>私の弁護士は、初めは、こちらが完全に証拠を握っているのだから負けることはありませんという感じだったのですが、最近は「正直者がバカをみることもある」というようなコメントもしています。どうも、私の弁護士は、慰謝料と預金の返却額よりも、婚費分担額で妻へ支払う額の方が大きくなると考えているようです。私の弁護士が言今では弁護士を代えることも考えているのですが、他の弁護士の方も依頼者へ、こんな弱気の発言をすることがあるのでしょうか。
えっとーー、私も弁護士は完全に自分の弁護人とおもっています。 つまり、依頼者の代弁人で完全に依頼者の利益に貢献する、というように。 実際、私が依頼している方は、夫の弁護士からの要求に弱気になると、 「ここは弁護士同士の駆け引きでもありますから、あまり早くからこちらの 手の内を見せないのが、交渉事では大事なんですよ。」と、精神的にも サポートしてくれます。
弁護士にもいろいろなタイプがありますので、(専門分野だけではなく、 そこに持っているまでのやり方と言う意味で。)奥様側の弁護士が ちょっと婚姻費用分担で提訴したからって、気持的にはそんなことで ひるんでいたら、弁護士という看板背負っている意味がないだろうに、って 思いますよね。
弁護士を変えるのも考えた方が良いかもしれませんね。 信頼関係もとても大事です。だって、お金を払って代弁人になってもらっているんですよ。 法律の専門家としてね。その知識をこちらは買っているわけですから。
>いくら妻の収入の方が少ないからといって、妻(有責配偶者)へ婚費として、さらに金を支払い、訴えた私が損するなんて。
私も変だと思います。で、やはりいきなり解任はなんでしょうから、 まずは別の弁護士(今はね、たしか全国弁護士一覧みたいのが、本屋で出ていますよね。高かったから、立ち読みでも良いでしょうけど。。。本屋さんごめんなさい。。。そこに、出身大学、経歴、専門分野などがのっていますから、 それも参考になさると良いですよ。)
私的には、地域の市民法律相談で、他の弁護士に依頼しているのを 言わずに(これやると、相談されたほうが困りますから)初めてのような顔を して、相談に乗ってもらっても良いかもしれません。(但し、これは今の 弁護士さんよりひどいことがありますから、あまり参考にならないかもしれませんが)
>日本の法律なんてこんなもんでしょうか。
離婚調停のほうは進み具合はどうなんでしょうか?
▼ 投稿者 Crisis さん [ 関東 ] | 2001年08月23日(木) 23時52分 |
ななさん、ありがとうございます。
>弁護士を変えるのも考えた方が良いかもしれませんね。 信頼関係もとても大事です。だって、お金を払って代弁人になってもらってい るんですよ。 法律の専門家としてね。その知識をこちらは買っているわけですから。
ななさんが依頼された弁護士さんは、依頼者の立場に立って弁護される方のようですね。うらやましい限りです。これは想像ですが、私の弁護士は、相手の強硬な態度をみて、期間が長引き、必要以上の労度を強いられるのが嫌なのではと思っています。平日、仕事をしながら弁護士を新たに捜すというのは非常に厳しいのですが、真剣に考えてみます。
>離婚調停のほうは進み具合はどうなんでしょうか?
調停の第1回目は4月に行われたのですが、この時は私も家裁へ行きました。 ところが、もう1回目から、話し合いは無理であろうとのことで、6月に行われた2回目で、地裁の損害賠償請求へ離婚裁判として併合されることになってしまいました。私は、調停委員がもう少しまともに調整してくれるものと考えていたのですが。これも予想外でした。
ところで、もしななさんが知っていらっしゃたら教えていただきたいのですが、婚費の件は家裁で争っておりますが、私の出頭を要求されています。仕事の都合上、月曜日か金曜日に御願いしますと私の弁護士に言っているのですが、弁護士は家裁の調停係の担当日が火もしくは木曜日とのことで断られています。期日まではまだ2ヶ月近くあるのですが、裁判所はこんな調整もできないのでしょうか。
▼ 投稿者 なな さん [ 中部E-mail ] | 2001年08月24日(金) 18時19分 |
こんにちは。
>これは想像ですが、私の弁護士は、相手の強硬な態度をみて、期間が長引き、必要以上の労度を強いられるのが嫌なのではと思っています。平日、仕事をしながら弁護士を新たに捜すというのは非常に厳しいのですが、真剣に考えてみます。
弁護士を捜し直す手間もさる事ながら、金額的にも大変なことですよね。それでも、一度また別な弁護士に相談してみるのも良いかもしれません。今日もまたちょっとしたトラブルがあって、弁護士に相談したのですが、(掲示板には書きにくいので詳しくはメール頂ければと思いますが)理路整然、私がもやーーっと疑問に感じていたことをすっきりと解説してくださいましたし。
>>離婚調停のほうは進み具合はどうなんでしょうか?
調停の第1回目は4月に行われたのですが、この時は私も家裁へ行きました。 ところが、もう1回目から、話し合いは無理であろうとのことで、6月に行われた2回目で、地裁の損害賠償請求へ離婚裁判として併合されることになってしまいました。私は、調停委員がもう少しまともに調整してくれるものと考えていたのですが。これも予想外でした。
そうでしたか。本当にお疲れさまでした。
裁判所とは違って、調停員というのは弁護士の資格を持っているわけでもない、いわば私達と同じような方がやっているようなもの(極論かもしれませんが、敢えて言わせていただくと)だそうですので、中にはやる気のない人、調停の回数を出来るだけ少なくまとめるのが、その人の手柄のようになる人、なにがなんでも、円満にもとの鞘に収めようとする人など、様々なようです。
>ところで、もしななさんが知っていらっしゃたら教えていただきたいのですが、婚費の件は家裁で争っておりますが、私の出頭を要求されています。仕事の都合上、月曜日か金曜日に御願いしますと私の弁護士に言っているのですが、弁護士は家裁の調停係の担当日が火もしくは木曜日とのことで断られています。期日まではまだ2ヶ月近くあるのですが、裁判所はこんな調整もできないのでしょうか。
すみません、これには疎いので、どなたか知っていらっしゃる方にレスをお願いできないでしょうか?
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