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投稿者 天文時計 さん [ 東京/E-mail ] | 2002年12月04日(水) 08時21分 |
39才の会社員、結婚5年目です。家内(37才)と娘(3才)の3人暮らしです。
結婚2年目、私が心身症を患って自分の人生に展望を失い、家内に罵詈雑言(「僕の人生は終わりだ」「お前と結婚するんじゃなかった」など)を浴びせる精神的DVを行い、家内は娘を連れて実家に戻りました。
結婚3年目、私は会社を休職し、心身の建て直しを図るべく、臨床心理士と神経科医にかかり、現在に至っております。結婚3年目は、私が心身の治療を行う傍ら、月1回の頻度で家内の実家を訪れる生活を続けました。家内の私に対するバッシングが始まりましたが、私が家内に与えた精神的苦痛の反動であると、これを甘受しました。
私の心身が回復するに及び、結婚4年目以降は3人の生活に戻り、会社にも復帰しております。私は、家内が安心して育児をできる環境を作るべく、娘を保育園に入れ、家内には、アルバイト、お稽古事、通信教育など比較的自由な時間をもたせました。私自身も、会社のフレックスタイム制を活用し、可能な限り家事・育児を手伝いました。
ただ、家内の心の不安定が沈静化することはありません。上記臨床心理士によるカウンセリングのメイン・テーマは、家内のことになり、何度か彼女に会っていただきましたが、彼女自身の心の問題が相当大きいことが明らかとなりました。彼女には、「認識でなく感情で行動する、劣等感が強く内向的、考え方が幼い」といった傾向が相当に顕著です。感情の起伏が大きく、物事が自分の間尺に合わないと心が不安定になります。事実認識の力が弱いので、話し合いが成り立ちません。内向的なので、手は出しませんが、彼女の心の動揺は、激しい言葉や「引き籠もり」で表れます。また、娘を私の家系に接触させません。
私は、自分の言動に迂闊なミスを許されません。例えば、家内の実家に遊びに行った際、私は不覚にも風邪をひき、「無理するんじゃなかった」と言ったところ、家内は自分の故郷を馬鹿にされ、私の心身症が再発したと思いこみ、1カ月にわたって、自宅の一室に娘と引き籠もりました(臨床心理士の仲裁で中断)。私は、自分の過去の言動が家内の精神的不安に影響しているという意識があるため、臨床心理士の助言を仰ぎながら、深層心理を含め、彼女に如何に接していくべきかを3年間考え、行動してきました。でも、私が作ったのは、彼女を安心させるための枠組であり、これを私の愛情で満たしてあげることはできませんでした。
私の心身も限界に近づきつつあります。愛しい娘が可哀相ですが、「潰れる会社は、早く清算することが社員のため」だと決心しつつあります。法律専門家や臨床心理士など何人かに相談しましたが、家内の性格から協議離婚は難しい、調停が妥当と助言され、私も同感です。家内の現実感覚や金銭感覚の欠如(家内は看護婦免許を保持していますが、独身時代は、組織に所属できずにアルバイト生活をしており、貯蓄はゼロ。私の給与は日本企業としては高めで、貯蓄を確保し、自分の小遣いを最低限に抑えた上、残りを彼女に任せていますが、金銭的に虐げられていると苦言します。もちろん、家内のアルバイト収入は彼女のお小遣いです)から、娘の親権・監護権とも、私にいただきたいというのが本音です。ただ、専門家に聞いたり、判例を調べたりしましたが、3才の子供の場合、親権・監護権両方が父親に認められることは、非現実的ですね。争い事を避け、私が娘を側面から援護する体制を固めるのが妥当かと考えております。結果から考えれば、「自分が倒れてしまえば、娘のためにも家内のためにもならない」となるのですが、自分が過去に家内に行った言動を考えれば、罪悪感が残ります。私のしようとしていることを、卑怯だと思われますか?
▼ 投稿者 なな@中部 さん [ 中部E-mail ] | 2002年12月04日(水) 12時45分 |
こんにちは、ななと言います。
ここまでの経過と今後の事をお考えになった結果、天文時計さんが 離婚という事で結論をお出しになり、奥様もそれで納得なさるのなら 問題はないわけですが、それができそうもない状況なのですよね? その原因は天文時計さんにあったとしても。
そんな奥様に親権を渡しても宜しいのですか? 確かに乳幼児の場合は、母親に親権が行くことが多いようですが、 それでも、ご自分が親権を取って立派に育てていらっしゃる 男性も大勢いらっしゃいますよ。
話し合いでの解決が難しいなら、心療内科の先生、弁護士さんが 仰るように、家庭裁判所に離婚調停を申し立てても良いのではありませんか?
▼ 投稿者 天文時計 さん [ 東京E-mail ] | 2002年12月04日(水) 13時52分 |
ななさん、心温まるお返事、ありがとうございます。
>ここまでの経過と今後の事をお考えになった結果、天文時計さんが >離婚という事で結論をお出しになり、奥様もそれで納得なさるのなら >問題はないわけですが、それができそうもない状況なのですよね? >その原因は天文時計さんにあったとしても。 そうですね。ただ、離婚を切り出した時、家内がどう反応するかは、よくわからない面があります。また、協議離婚でなく調停離婚が適切だと考えるのは、@家内に事実認識能力や常識が欠けるため、話し合いが成立し難い、A家内は社会適応性が低いため、離婚後に種々の困難に直面し、追加的な要求をしてくる可能性がある、B(以下に述べるように最近は迷いがありますが、本音としては)親権を要求したい、という理由からです。
>確かに乳幼児の場合は、母親に親権が行くことが多いようですが、 >それでも、ご自分が親権を取って立派に育てていらっしゃる >男性も大勢いらっしゃいますよ。 娘を育てる意思も覚悟もありますし、具体的な養育方法も考えています。家内が親権を主張しなければ、喜んで共有財産を放棄します。ただ、家内は親権を主張するでしょうから、統合失調症や薬物依存、あるいは虐待の明確な証拠などがない限り、乳幼児に関する判例・法慣習の壁を破るのは困難なようです。腕利きの有能な弁護士に相談しましたが、妻が自殺未遂で子供を道連れにする可能性があっても、父親の親権をとれなかったそうです。それでも、弁護士に食い下がり、調停の長期化を図って家内の精神的な消耗を待つという「細い道」を示唆していただきました。私としては、そうする気持ちがある一方、もし調停不調で家内の心を閉ざすようなことになれば、犠牲者は娘であるというジレンマがあります。対局的に考えれば、家内に親権を渡しながらも、私が娘をしっかり側面支援できる枠組を調停で話し合うのが、娘にとって最もリスクの小さい選択肢ではないかと考えている次第です。実際、すごく迷ってます。どう思われますか?
▼ 投稿者 なな@中部 さん [ 中部E-mail ] | 2002年12月06日(金) 09時28分 |
こんにちは
確かに母親の方が親権獲得には有利だという事は否めないようです。 けれども、やはりお嬢さんが心配ですね。判例は、判例でしかありません。 児童虐待の認識も、その判例が出た頃と今では、また違ったものになっているかも しれません。
私が天文時計さんなら、やはり親権は自分が取る為に動くと思います。 親権獲得の為には何が必要か、弁護士さんにご相談なさってはいかがでしょうか?
母親が親権を取り、奥様のご実家や現在の住居と遠く離れたところ 転居された場合には、側面支援などと言う文字は、まさしく絵に書いたもちに なってしまいかねませんから。 実際には、離婚と同時に全く会わせてもらえなくなるケースも多々ありますので。
▼ 投稿者 天文時計 さん [ 東京E-mail ] | 2002年12月06日(金) 13時50分 |
ななさん、気迫のこもったメッセージありがあとうございます。
乳幼児の親権を議論する場合、焦点となるのは、「父親側にどれほどプラス要因があるか」ということより、「母親側にどれほどマイナス要因があるか」のようです。統合失調症(旧称精神分裂病)などは上記「マイナス要因」に該当しますが、家内のパーソナリティ(人格障害)をもって父親が親権を主張しても、奏功しないそうです。これは、弁護士、臨床心理士双方から聞いた情報です。
このため、私ができることは、「親権奪取の条件」を集めることではなく、「調停自体をどう有利に展開するか」という戦術面のことになります。私が食い下がった末、弁護士が指摘してくださった戦術は2つありました。1つは、誤解を招きかねないので述べませんが、もう1つは調停における「消耗戦」です。家内は内向的性格で派手な行動には出ないため、インパクトが弱いですが、家内の理不尽な発言をこまめに録音し(効力としては、ないよりあったほうがよい、程度のものですが)、家内に動揺を与え、かつ、調停を長引かせる。そうしてタイミングを見計らって、金銭面で思い切った条件を出すということになりましょうか。あくまで「細い道」に過ぎませんが。。
今秋、家内が自宅で引き籠もっていた時、私は、どんな手を使っても「完膚無きまでに相手をうち負かす」という気持ちでいました。ただ、最近は、調停不調が長引いた場合、家内の精神的不安定が増し、娘に影響を与えないか、などと考え始め、「側面支援」という一見現実的で、「お利口さん」的発想が生まれているのは事実です。
法律専門家のご意見は、多様ではありますが、@まずは、私が今の結婚から開放され、私自身が楽になること、A娘については面接交渉権の条件をよくするアプローチのほうが現実的、といった点では共通してますね。私も、最近、これになびきかけている自分を感じます。「綺麗に別れたい」という「お利口さん」的良心に酔いつつある、あるいは徹底抗戦するのは面倒だという「事なかれ主義」が頭をもたげているようです。
ななさんのご意見は、これに対し、「高潔な」良心だと思います。娘を傷つけたくなければ、離婚をしないことです。するのであれば、傷はつくんです。ならば、「数ヶ月や1年の傷」を回避するより、娘の今後20年を考えて行動すべきですね。「消耗戦」という戦術は「必要悪」なのでしょう。「お利口さん」的良心を捨て、「必要悪」を認識し、「高潔な」良心がもてるよう、年末までエネルギーを蓄えようと思います。
ところで、同居しながら、調停をされている方はいらっしゃいますか? 調停申し立てをする前に、別居するのが妥当ですよね。私の場合、娘の生活を変えたくないので、私1人が出ていくことになるでしょうが。。
このような、真剣なご意見をいただける掲示板があることに、感謝しています。私とよく似た例をご存知でしたら、教えていただけると幸いです。
▼ 投稿者 なな@中部 さん [ 中部E-mail ] | 2002年12月09日(月) 09時35分 |
こんにちは、レスが遅くなりましてすみませんでした。
>法律専門家のご意見は、多様ではありますが、@まずは、私が今の結婚から開放され、私自>身が楽になること、A娘については面接交渉権の条件をよくするアプローチのほうが現実>>的、といった点では共通してますね。私も、最近、これになびきかけている自分を感じま>>す。「綺麗に別れたい」という「お利口さん」的良心に酔いつつある、あるいは徹底抗戦す>るのは面倒だという「事なかれ主義」が頭をもたげているようです。
天文時計さんだって、生身の人間ですからね。 確かにその通りかもしれません。 先の見えない戦いは、本当に神経をすり減らしますから。
>ななさんのご意見は、これに対し、「高潔な」良心だと思います。
いえ、やはり理想論になってしまうのかもしれません。
>ところで、同居しながら、調停をされている方はいらっしゃいますか? 調停申し立てをす>る前に、別居するのが妥当ですよね。
同居しながら調停をされている方はいますよ。 同意なき別居を悪意の遺棄と取られないか心配です。 この辺に付いても、方法は弁護士と相談のうえでなら安心かと思いますが。
>私とよく似た例をご存知でしたら、教えていただけると幸いです。
ちょっと掲示板上では差し控えさせて頂きたいと思います。 宜しければ、メールをいただけますでしょうか?
▼ 投稿者 天文時計 さん [ 東京E-mail ] | 2002年12月10日(火) 11時31分 |
ななさん、引き続き、レスありがとうございます。
別居については、家内と合意しなければいけませんね。親権を争うに当たり、娘を家内の手元に残すのは気が進みません。ただ、家内を冷静にさせる、心を開かせるには、第三者を介してのコミュニケーションに徹するほうが、調停がよい方向に進むような気もいたします。同居していると、家内は調停での不満を私にぶつけてくるでしょうから、そうなれば修羅場と化すリスクを感じます。
同居しながら、調停を円滑に進めておられるかた、あるいはその経験をおもちのかたがいらっしゃれば、アドバイスをいただけると、幸いです。
「潰れる(潰す)会社を、倒産当日まで存続させる」こともつらいですね(調停を申し立てた後のほうが、もっとつらいでしょうけれど)。週末は、家内の育児相談に乗り、彼女を安心させるため、昨日は保育園の保育士さんと面談しました。家庭裁判所が保育園へヒアリングにくる可能性もあるから、家内のことを悪く言っておこうという衝動を抑えている自分が醜く感じられました。
年明け後は、別居、調停申し立てなどのタイミングを見つめてゆこうと思います。年内は、これに向けて、自分の心を安定させることに努めたいと思います。
▼ 投稿者 poo さん [ 東北E-mail ] | 2002年12月12日(木) 10時23分 |
有難うございます。情けないのですが、ありのままを妻に伝える勇気だけが無く「言う、言えない」の葛藤の毎日をすごして居りました。同じ過ちを犯すつもりは2度と無いのですが、今までの自分にも大半の問題があると思い、再度自分とも向き合って行く必要があると考えて居ります。妻との生活での反省するべき点も多々ございます。それが解っているだけに、妻では無い人との関係がうまく行っているんだとも思います。
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