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 うつ病を理由に、妻から人間的差別を受け、離婚を迫られています。 (7)
 投稿者 まさきち さん [ 関東/E-mail ]2004年08月21日(土) 00時01分
★悩みの内容★
私は妻から人間的に差別されています。
そのため私は、人として生きていくことの喜びや、明日への希望、未来が暗い状況です。

原因は、
・私がうつ病(うつ状態、抑うつ神経症の診断の時も有)だから。
・うつ病によって、出社することができないから。病気により職を失ったりするから。
・病気により働く意欲を失っている人間を差別しているから。

妻が私を差別していることは、昨年の入院中、医師との面談で明らかになりました。主治医
が説得しても、妻は差別する感情を持ちつづけ、その感情はずっと変わらないとのこと。
私が逆に主治医に説得され、「妻から差別されている事実を受け入れて生きていく」という
苦渋の選択をしました。丸2日、病室で泣きつづけました。

★現在の状況★
結婚10年、5歳の息子が居ます。
うつの症状は、4年前から現れました。治療はすぐにはじめました。
しかし、それ以来、うつの症状が悪化して出社できないときは、布団の中で丸くなることが
あります。そういう時、妻は、洗濯カゴであからさまに私を叩きつけたり、足で蹴ったりします。
休職中で自宅療養時には、冷たい態度で明らかに、邪魔者扱いをされていました。
最近妻から聞きましたが、私への愛情は0(ゼロ)で回復の余地はないとのこと。

★質問したいこと★
このようなケースで、妻は私を有責配偶者として、調停離婚等を行えるのでしょうか?
妻は「働かないこと自体がダメ」「病気がいつになったら治るかわからない」などと言い、
精神的苦痛を受けたとして、慰謝料まで欲しいと言います。
しかし、精神的に苦痛を受け、涙を流しているのは私もおなじです。私も非人間的差別を
受けたことで、同様に、慰謝料を欲しいくらいです。

ご意見、ご参考事項、感想でも結構です。不確定なことでも結構です。
僕に何かアドバイスを下さい。
投稿者 ふきこ さん 2004年08月21日(土) 08時06分
うつ病は、特に偏見を持っている人が多い病気ですが、そのような問題以前に、弱い立場の人間をいたわれず、かえって横暴な態度に出る人間も多くいます。奥さんは、うつ病への差別があるのではなく、そもそも現実と向き合う心の強さがないように思いました。おそらく、身体的な疾患でも、奥さんは同じ態度をしていたはずです。

慰謝料についてですが、確かに、離婚原因として「強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき」と、民法上に書かれています。しかし、まさきちさんのうつ病が、これにあたるほどひどいものであるかは、わたしには判断がつきかねます。

しかし、不完全ながらも働いており、治療にも努力されているまさきちさんに、「うつが悪化したとき、洗濯カゴであからさまに私を叩きつけたり、足で蹴ったり/休職中で自宅療養時には、冷たい態度で明らかに、邪魔者扱い」をした奥さんは、「悪意の遺棄」をしたとして、逆に有責配偶者に該当する可能性もあります。

ただ、まさきちさんのみが「有責」であると認定されても、慰謝料自体は、すべての状況を踏まえてなされますので、高額にならないと思います。財産分与や養育費は、また別の問題のようにも思いますが。

なお、うつ病を単なる「怠け病」だという偏見を持っている人は、奥さん以外にもたくさんいます。弁護士とて、例外ではないと思います。また、家庭内の問題だと、性別の役割に対する偏見というものがあり、なおさらです。ですので、もし奥さんと戦うことになったら、「この人だったら、自分の味方になってくれる」としっくり来るまで、いろんな弁護士と話してみることだけは、お勧めしておきます。また、日々きちんとつけている日記も、役に立つはずですので、うつ病の治療の阻害にならないと主治医が判断するのならば、日記を続けるのも良いかと思います。

今は、一人で生きていくよりも、ずっとつらい状況にあると思います。それでも、うつ病を克服しようと努力していらっしゃる姿は、とてもご立派で、頭が下がります。見ている人は、見ています。転んでも歩み続けようと思う限り、明けない夜はありません。きっといつかは良い方にいくとだけは信じてください。
投稿者 まさきち さん [ 関東E-mail ]2004年08月21日(土) 23時38分
ふきこさんへ。
見ず知らずの人間に、こんなにココロのこもったアドバイスをしてくださり、大変感謝しております。ふきこさんのように、偏見を持たない立場で物事をアドバイスしてくださる人が身の回りに居ないので、勇気をもって投稿してよかったと思っています。

ふきこさんは、よくお見通しですね。きっと「身体的な疾患でも、妻は同じ態度をする」と私も思っています。今回の一件で、妻の愛情の程度というものがよくわかった気がします。それに、「今は一人で生きていくよりも、ずっとつらい」という私の心の声を代弁してくださり、涙がほろりと落ちました。理解してくれる人が世間にいた....と。

弁護士さんでも、「うつ病を単なる"怠け病"だ」と偏見を持っている人は、きっといるのですね。参考になりました。その事実は事実として、"現実は辛いものだ"とあらためて認識をする覚悟を持たねばなりませんね。妻と戦うとなると、やはり日記などの物的な証拠を残したほうが、よいのでしょうか? 正直うつ状態の時は、何もする気力がないので、ペンを持つのも、布団から出るのも、おっくうで仕方がないのです。ただただ深いココロの闇で、自罰感と共に彷徨うのが精一杯です。

★教えてください★
1) 協議離婚をしない場合、調停離婚へとすすむと思います。その調停員は選択の余地はあるのでしょうか?もし調停員が、精神疾患に偏見を持つ方なら、とても困ってしまいます。
2) 妻からの冷遇について、明確な日記ではなくメモ程度の記録でも、物証として認められるケースはありますか?
投稿者 ふきこ さん 2004年08月22日(日) 10時54分
>それに、「今は一人で生きていくよりも、ずっとつらい」という私の心の声を
>代弁してくださり、涙がほろりと落ちました。
>理解してくれる人が世間にいた....と。

自分の弱気に付け込まれ相手にさげすまれる慢性的な状況から逃げたいという思い、逃げる気力すら失ってしまいここままになってしまうのではないかという思い、そんな思いを抱えた人は、たくさんいると思うんです。だから、こういう気持ちを理解できる人間に、まさきちさんが現在アクセスできないだけであって、たくさんいるはずです。

無理解な人間に出会ってしまうという現実は、確かにつらいこともあります。涙無しにすごせない日もあります。しかし、現実そのものがつらいのではなく、つらい現実が起きてしまうのではないかという恐怖感にさいなまれる方がずっとつらいように思います。
だから、これだけは信じてください。明けない夜はないのです。地平線に隠れている太陽が見えないだけです。今日すぐに明けるわけではないですが、うつ病もきっと治りますし、サポートしてくれる人も支えあって生きていける人もちゃんと見つかります。うつ病に偏見を持つ人は、他人の状況というものを全くできないだけで、うつ病だけではなくいろんなことに偏見や差別意識を持っているだけに過ぎません。そして、その人自身の偏見や差別意識で、人とつながることができないという苦しみを実は抱えているんですよ。そのようには見えないと思いますが、他人を傷つけている人は、同じ理由で自分自身も傷つけているものなんです。世間が冷たい、というのではなく、それぞれの苦しみが元で他人を理解できないために、人や自分を傷つけたりしてしまうだけなのです。

>ただただ深いココロの闇で、自罰感と共に彷徨うのが精一杯です。

今はどこにも出口が見えない苦しみで、どうにもならない心情でいらっしゃると思います。というのも、奥さんがまさきちさんを責めることが、ご自分の中の罪悪感のれっきとした証拠となってしまうのではないかと想像するのです。
奥さんのさげすむ言葉一つは、まさきちさんをカッターナイフで軽く切りつけるのと同じです。一回ならば、傷は簡単に癒えますが、何度も繰り返し長期切りつけ続けたら、夜も眠れないほどの地獄のような痛みに苦しみ続けることになりますよね。繰り返されるシンプルなメッセージは、洗脳の手法だそうで、人格を破壊することすら可能なのです。今は、その痛みのために、心が闇をさ迷っているのです。そして、傷は、切り付けられなくなってから、少しずつ癒えていきます。必ず、心が健康になり、生きる喜びというものを実感できる日はきます。それだけは、信じてください。

>弁護士さんでも、「うつ病を単なる"怠け病"だ」と偏見を持っている人は、
>きっといるのですね。参考になりました。

弁護士にも専門分野がそれぞれあり、またそれぞれ問題意識も違うはずです。マルチな人間をご想像されていると思いますが、得手も不得手もあるということは、弁護士でない人間と変わらないはずです。想像とのギャップに落胆したとき、がっかりして戦う気力が無くなってしまうかも知れませんので、そんなときには、ご自分に合う弁護士もちゃんといるはずだから次を探そうと、割り切っていただけたらと思います。

わたしは、専門的なことについては全くわかりません。ただ、弁護士と相談なさるときは、病院へ来てもらって主治医の先生と3者間でするのが、ベストだと思います。どのような展望になりそうなのか、まさきちさんが治療の阻害にならない範囲でどんな準備をすればいいのか、そんなことを相談なさるのがいいと思います。
投稿者 まさきち さん [ 関東E-mail ]2004年08月24日(火) 09時20分
アドバイス、ありがとうございます。
8/22,23、妻とキチンと向き合って、将来のことを話し合いました。

★夫婦の結論★
(1)私が元気にすぐ就職しキチンと働く、または、(2)病院に入院しシッカリと治療する、のどちらかになりました。

★話合いでわかったこと★
妻の主張は、私のことを差別するという感情は絶対にかわらない。また、「ちゃんと、働いてくれさえすればよい」という理想があること。加えて、「私の病気を"病気ではない"と思っていること」が解りました。
私の主張は、「すぐに元気に就職し、病状が悪化せずに働きつづけられるか自信がない」と説明しました。私は、強気に攻めの姿勢で「働きつづける」か、一旦守りの姿勢で「入院+治療」をするか、考えたいと言いました。

★今後のこと★
今自分が考えているのは、入院してしまおうと思っています。これ以上妻の差別を受けながら生きていくのは、つらいからです。しかし他人の意見、考えを変えるのは、とても難しいことです。だから「差別されて生きていくことに何の辛さを感じない」という強い自分になって退院し、家族を幸せにするために働こうかと思います。
少々自虐的でもありますが、調停離婚、別居なども話し合った上での今後なので、ある程度仕方がないと思っています。本当は愛されたいのですが.....。今は悲しいです。
投稿者 ふきこ さん 2004年08月24日(火) 10時17分
そういう展開になったのですね。

治療に専念なさることはとても良い選択だと思います。おつらいでしょうに、前向きに取り組まれるのは、とてもご立派な態度だと思います。

しかし、うつ病が軽快して再び生活をともにするようになった場合には、弱い部分を認めてもらえずに、養うのが義務である、ということに甘んじてはいけません。というのも、そういう一方的に搾取されるような環境を耐える義務があると思うことは、自罰感によるものであり、それを再び強めてしまうように思うのです。

まずは、ご自分を大事にすることが何よりも大切なのです。ご自分のことを大切にするという意味が本当にわかったときに、うつ病は完治することと思います。自分を大切にするということの意味を知らないと、本当の意味で他人を大事にすることができませんし、ご家族を幸せにすることすらできません。それに、ご自分を大切にするということの意味がわかったとき、「差別されても何にも感じない」ということは、心が強くなったということではないということが、おわかりになると思います。そのときに、奥さんの弱さというものが本当に見えてきて、金銭面でお子さんを養うだけではなく、奥さんの力を補ってお子さんの心を育んでやらなくてはならないという、力強い気持ちがわいてくるはずです。そして、こういう心理状態に達するときは、ある日突然、夜が明けてさっと光が差し込んできたかのようです。

入院するほどのうつ病の場合、社会復帰をするには、ご家族の理解というものがとても大事なんです。これがなければ、何度も病院へ戻ってきてしまうということも聞いたことがあります。おつらいと思いますが、「治療してよくなったとしても、弱さというものを認めてくれなければ、それ以降も同じことを繰り返してしまうことは間違いないだろう」と、これについては、いずれ言っておかなくてはならない事実だと思います。この点について、決して奥さんはご自分がうつ病の一原因であることすら、認めないでしょう。そのときにあらためて、離婚なり結婚生活継続なりを考えられたらいいと思います。

今は、入院生活を通して、人生をどう設計しようかではなく、ご自分を大事にするということの意味を探られたらいいと思います。そういう気持ちを、ご自分と主治医の先生とで、しっかりご自分の中に育まれるのが大事です。すると、今苦しめられている虚無感や自罰感から解放されますし、また、人生をどのように生きていけばいいのかも不思議と見えてくることと思います。
投稿者 まさきち さん [ 関東E-mail ]2004年08月24日(火) 21時28分
ご覧の皆様、本当にありがとうございます。

自分は、「妻(夫)が病気の時は優しく接するのが当たり前」という超自我が強かったと思います。自分が相手に優しくする事はともかく、必ずしも相手から優しくされない事もある、ということを受け入れられなかったのです。それを受け入れたて許容したのが、去年の7月。

この先は、今後の治療によって考え方の変化があるでしょう。そして、私が変わるか妻の意識が変わるかしなければ、お互い不幸になるので、そのときは離婚を選択することでしょう。ただし、今現在の選んだ選択肢は、お互いが幸せになるために考えた選択肢なので、ある程度、夫婦で納得感がありますし、それでだめなら、その時はきっと、諦めがつくでしょう。

人生は長いし、2〜3年の足踏みややり直しは、誰もが経験されていることだと思います。もし、また離婚することになったら、皆様のご意見を再度頂戴したいと思っています。前向きに進まないと、何も生まれないので、あきらめず何かをツカむつもりです。

ありがとうございます。