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示談で離婚した後のトラブル
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投稿者 猫ライオン さん [ 東北 ] | 2002年12月18日(水) 17時28分 |
何かお知恵があったらお教え頂きたくお願い致します。
私は34歳、元妻27歳と今年4月に協議離婚しました。結婚4年でした。 当初から性格の不一致でケンカがたえず、最初2年間ほどは何とかお互いやり直そうと努力をしたりもしていましたが、私の方が、もうこの努力を続けても溝がうまる見込みはないと思い 離婚を切り出しました。 元妻側(両親も本人も)ガンとして離婚は拒否してきました。 2年間、私が実家へ帰る形で別居し離婚協議を続けました。婚姻費用は月6万円妻の銀行口座へ振り込んでいました。妻は私が離婚と言い出した段階で、心が傷ついた とのことで仕事はやめて、スポーツクラブ三昧の生活をしていました。
離婚協議2年のうち、最初の方は妻本人と連絡をとったりあったりすることも可能でしたが、最後の1年は、本人の姿も全く確認することができず、彼女の両親に居場所を聞いても教えてもらえず、体調が悪く通院しているとか、入院するかもしれないとか そういう風に聞いていました。
これではらちがあかないと思い、離婚調停を申し立てました。そうしたら、妻の両親から連絡があり、以後のことは弁護士に任せますので、こっちには一切連絡してくるな と言われました。 一度目の調停で妻の弁護士と会いました。さすが弁護士で、弁がたち、調停委員や家裁の書記官とも顔見知りらしく、家裁の人たちもすべて、その弁護士を中心に話し合いをはじめ、 押されムードで、その場で、今後は調停離婚ではなく、離婚するとしても協議離婚をすることにしましょう、相談ごとはその弁護士の事務所でしましょう ということになりました。
その後、その弁護士の事務所で話し合い、彼女は別れる気はないけど、あなたが2年も別れたいといい続けているから、彼女は深く傷つき、ちょっと(精神的に)病気の状態です。 これまで彼女なりに結婚生活のために色々投資した面がありますから、財産分与、慰謝料、 彼女への責任、すべて含めて、いくらか払わないと納得してもらえませんよ と言われ、 私は、自分の両親と相談し、父所有だった田んぼを一枚売って500万円という現金を用意しました。 すると、弁護士は 彼女側の意見として、もうちょっと出せ といって来たので、あとは自分の貯金から100万円だし、計600万円用意し、うちにはもうこれだけしかありません ということで、協議離婚に同意してくれるようにお願いしたら 二つ返事で彼女の署名入り離婚届をその場でくれました。 現金と引き換えにそれをもらいその日のうちに提出しました。
それから7ヶ月たった今、その弁護士から連絡が来て、元妻はその後再婚し、このたび出産したが、離婚から300日以内のため嫡出否認の手続きをして欲しい、調停を起こすので協力するように と一方的な手紙が届きました。 つまり離婚前から妊娠していたことになるわけです。 その弁護士に抗議したところ、離婚したい言い出したのは、2年以上前にあなたの側から言い出し、一切の話し合いに応じず、離婚離婚といって2年過ごしただけでしょう、彼女なりに悩み苦しみ、日付的なことよりも、2年という辛い年月の中で、よい伴侶をみつけ、再婚し幸せにしているのは彼女自身の努力にほかならない、600万円の現金はあくまで、あなたと彼女の破綻した結婚生活への代償ですから、彼女が今幸せだからといって、 どうこう言われることでもないし、搾取したものでもない、合意の上の示談金というのは、そういうものですよ と笑われました。
こういう場合、僕も弁護士を依頼して、正式に争えば、示談金は戻るのでしょうか? なにか、情報お持ちでしたらお願い致します。
▼ 投稿者 猫ライオン さん | 2002年12月18日(水) 17時41分 |
大事な事を書き忘れていました。
実際、親子関係不存在確認の調停申し立ての呼び出し書が来た文面には、違う弁護士の名前が書かれてありました。
つまり、僕と離婚した時の弁護士とまた違う弁護士を立ててきたのです。 今回の親子関係・・・・の場で、離婚から7ヶ月で別の男の子供を出産するなんて、僕と結婚中にもう妊娠していた、彼女は不貞行為を犯したのではないですか と言うと、 離婚事件を担当したのは自分ではないので、そういう話は、その弁護士に連絡をとって、話し合ってくれ、自分はあくまで、 この生まれた子供があなたの子供でない という事を証明する為に、 調停を起こす それだけの事件を依頼されているのです と突っぱねられました。
すべて彼女(彼女の父親だと思いますが)の計算に僕が踊らされたのでしょうか
▼ 投稿者 浪人 さん | 2002年12月19日(木) 00時38分 |
まず、考えられるのは相手嫡出子否認で調停を起こすわけですから、そこで事実関係をじっくり聞くことでしょう。嫡出子否認をしてもらわないと困るのは相手で、猫ライオンさんは別に困ることは何もないでしょう。まさか、嫡出子否認しないなら、養育費を請求しますなんて事は言ってこないでしょう。ですからそこをてこに、慰謝料返還を要求するなりされたら良いと思います。それと、元妻及びその相手と直接会って話すことを条件に調停したら良いと思います。その中で、証拠になることを探し出し、叉、元妻の実家にもこの件につき説明を求める事が必要だと思います。その中で、いろんな事実が判るでしょうから、その内容を見て今後について考えたら良いと思います。相手と話す時は、冷静に納得がいかないから納得のいくように説明してくれとだけ言えば良いです。それと相手との会話、電話でのやり取りはすべて録音しておくことです。今は相手は立場的に大変弱いですし、猫ライオンさんはこれ以上慰謝料を取られることもないですから落ち着いて交渉を進めたら良いです。くれぐれも、軽軽に判をつかないことです。あなたが言うことは一言だけで良いです。{納得できる説明をしてくれ}これだけです。当然相手は、都合の悪いことは隠そうとしますから、辻褄の合わないところが出てきます。そこを納得できない、わからないだけを連発するだけでで良いでしょう。
調停不成立となれば、裁判になるかもしれませんが、猫ライオンさんは払う必要のない慰謝領まで払っているのですから、何の問題もないでしょう。 逆に、これらのやり取りの中で、相手の不法行為が明らかになったら、損害賠償請求の裁判を起こしたら良いです。今回の件は、猫ライオンさんにとっていろんな意味でラッキーですから、このサイトの法律関係をじっくり読んで、あせらずじっくり取り組んでください。
▼ 投稿者 猫ライオン さん [ 東北 ] | 2002年12月19日(木) 08時20分 |
浪人さん、 本当に参考になるご説明をありがとうございます。
大変お手数かけますが、何点か質問させて頂いてよろしいでしょうか。
まず、親子関係・・・・嫡出否認の調停の1回目は先週あったのですが、その場で、また彼女の新しい弁護士は、家裁の書記官や調停委員と顔見知りで、田舎の弁護士ですから、多分いつもこの家裁に出入りしていると思うのですが、談笑という感じで、弁護士と調停委員は和気あいあいというムードなのです。 そのこと自体、腹立たしく、わざわざこっちは、相手の不貞のために仕事を休んで平日の真昼間から家裁に行ってやっているというのに、笑いながら話すとは何事ですか と抗議したところ、さらに笑われ、調停っていうのはこういうものなのですよ、堅苦しく考えないでとか、元妻のためにここに来たのではないでしょう?あなた自身、自分の子供でない子が自分の嫡出子となるのはいろんな意味で間違っているのだから、その手続きに来たのでしょう。 このままの状態で月日が経つと、あたなの嫡出子となったら、あなたの財産相続権、あなたには扶養義務が発生し、それは覆すことができなくなりますよ と相手方の弁護士に“怒られる”形になりました。 調停委員達は無言でした。 これは、双方に平等な調停とは思えないのですが、こちらが弁護士を用意しない(金銭的にできない・・・)以上、こういう問題は仕方ないのでしょうか。
それと、その調停の場で、僕との離婚や(婚姻中のいつから、現在の旦那と関係があったのか、再婚相手は誰なのか)、示談金の意味合い(自分が不貞行為をしていながら、なぜ請求してきたのか)を聞くと、これまた相手の弁護士が、自分は離婚事件は担当していないので、詳細わからない。その当時の弁護士に面会して、話をきいてもらうか、別件でその問題の調停申し立てするという方法もありますよ と言われました。親子関係・・・・嫡出否認調停と、7ヶ月前の離婚とは全く別問題だということで言われました。調停委員も同様の様子で、うなずいていました。 また示談金という名目で、600万円を支払い離婚したわけですが、その際は、覚書という書面を元妻の離婚担当弁護士が作成し、どちらがわるいとも、詳しくは何もかかれていない書面で、僕と元妻の本籍や名前、生年月日と、4月25日を以って私達は協議離婚する、すべての問題の解決の為、夫は妻に600万円示談金として支払う、以後双方一切の異議申し立てはしない と書いてあるんです。 だから、元妻が悪くて離婚したとも、僕が悪くて離婚したともそういう意味でなく、タダ単に離婚するから、とにかくその解決の為に600万円支払ったということで、極端な話、 現在のように元妻は不貞をしていて、妊娠までしていたわけですが、そういった場合も一切異議を申し立てない、なぜなら僕と元妻の離婚トラブルは解決済みなのだから という事を主張されました。 法の網を潜り抜けられた気がするのですが、妻側の言うように別件で調停申し立てをしないと、僕の話は土俵にものせられないのか、嫡出否認の調停の場で、7ヶ月前の離婚のことを同等に話し合えるのか、その辺のコツを教えて下さい。
僕の側は、親父名義の田んぼを売れば、現金はいくらかありますが、あくまで親父の金です。僕の貯金はあと300万くらいになりましたので、弁護費用とか・・・・ちょっと心もとないです。
▼ 投稿者 浪人 さん | 2002年12月19日(木) 08時50分 |
レスしてから、考えていたのですが、今回の事案は詐欺に当るのではないでしょうか。 民法96条に{詐欺叉ハ強迫ニ因ル意思表示ハ之ヲ取消ス事ヲ得}と在りますし、 刑法246条には、詐欺罪の要件として{人を欺いて財物を交付させたものは、10年以下の懲役に処す}と有りますから、今回元妻側は、いろんな経緯は有ったにしても簡単に言えば、不倫を隠して離婚を迫り慰謝料まで取ったわけです。この行為の中で、不倫を隠して離婚を迫った行為が、人を欺いた行為であるとすれば、600万円の慰謝料を払わせた行為は財物を交付させたことになり、立派に詐欺行為になりますから、逆に猫ライオンさんが訴え、慰謝料を請求することも出来ます。
向こうの言い分は、離婚協議中で夫婦間関係はすでに破綻していたという事になるのでしょうが、それは不倫した側が慰謝料請求された時に慰謝料請求を免れる為の抗弁として認められる言い分で、婚姻中に他の異性と肉体関係を結ぶ事を不倫と定義しているのですから、不倫に違いはないです。それに、あなたから申し出た離婚協議に応じないで、いきなり調停に持ち込んで不倫を隠して慰謝料請求したことは立派な詐欺行為に当ると思います。
離婚調停及び嫡出子否認の件でいきなり弁護士を付けてきたのは、相手に後ろめたさがある証ですし、簡単に応じる必要はありません。弁護士は単なる相手の代理人ですから、あなたの言い分は堂々と主張することです。日本の法律は、{正は不正に譲歩しない}し{権利の上に眠るものを保護せず}が根本精神です。あとの細かい事情はわかりませんから、一度弁護士に相談されたらどうでしょう。詐欺であるとなれば、あなたが払った離婚慰謝料は、返還請求が出来ます。
▼ 投稿者 浪人 さん | 2002年12月19日(木) 11時07分 |
調停はあくまで、お互いの主張をする場ですから、自分の主張をしっかりすれば言いだけです。調停委員もそれについて助言はしても判断することは出来ません。だから、猫ライオンさんの主張をはっきりすれば言いと思います。今回弁護士を代えてきたのは、猫ライオンさんの主張を交わす為の作戦ですから、あなたとは話が出来ないといとっけば良いでしょう。とにかく基本は、納得できないことには判をつかない。これだけです。前回の調停で相手の主張がわかったのですから、今度はあなたの主張をしっかりすれば良いでしょう。私なら、前回の慰謝料支払いは詐欺行為である。因って取り消す。さらに不倫による損害賠償を請求する請求額は、慰謝料支払い額の倍返し1200万円とすると主張したら良いでしょう。叉、今回の弁護士とは交渉できない前の弁護士と交渉したいと主張し、さらに前回の弁護士の行為は、刑法246条2項詐欺の詐欺利得罪に当ると主張できます。 刑法246条人を欺いて財物を交付させたものは、10年以下の懲役に処す。 A前項の方法により、財産上の利益を得、叉は他人にこれを得させたものも、同項と動揺とする。
今回の調停で相手弁護士の言った{このまま状態で月日がたつと、あなたの嫡出子となったらあなたの財産相続権、扶養義務が発生しますよ}との発言は、強迫行為です。これはしっかり主張しましょう。
弁護士費用ですが、着手金30万成功報酬最大20%ですから今回1200万円満額取れれば、最大で270万円ですが、これは両者の交渉になります。最悪1銭も取れなければ、着手金30万円だけです。
私の見るところ、これは猫ライオンさんに分があるように思いますので徹底的にやった見たらどうでしょう。しかし、変な弁護士を雇うと変な妥協をしてしまうことが有るようですから、弁護士探しは慎重にしたら言いと思います。地元の弁護士でなくても、交通費などの実費wp払うつもりでしたら、東京からでもきてくれますから、広い視野で探されることをお勧めします。
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