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離婚できるの?
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投稿者 クサフグ さん | 2003年05月02日(金) 03時57分 |
はじめまして。
クサフグと申します。
私39才会社員、妻39才専業主婦、子供はいません。
私は過去に一度浮気をしましたが、それが妻にばれてしまい、私と愛人に対して慰謝料を請求されました。妻側の弁護士を挟んだ話し合いの上、私と愛人が妻に対して慰謝料を支払う事になり、その時点で愛人とは別れました。それ以来誰とも浮気はしていません。
それから11年になりますが、その件以来妻の事を全く愛せなくなりました。私が悪いのは分かっていますが、弁護士を雇って慰謝料を請求された事が原因だと思います。私の妻に対する印象を180度転換するには十分過ぎる程衝撃的でした。ただしそれ以来表面上は仲良く振舞っています。この11年間妻の事を好きになろうと頻繁に旅行に行ったり、夫婦間の会話も以前にも増してするように心がけてきました。
しかしながらその件以来一緒に生活している事が苦痛でしかありません。性生活も週に何度か妻からの求めに応じ、愛情が無くなった事を悟られないように私からも求めたりしますが、内心鳥肌が立つぐらい気持ちわるいと思っています。でもまた騒ぎになって妻が感情的になると何を言い出すのか分からないので、表面上は普通に夫婦円満を装っています。
離婚してくれと言うと、とんでもない騒ぎになるのは目に見えているので、理性では妻とやっていくように努力しようと11年間がんばってきましたが、その反面愛情を再構築するどころか、触れられるだけで気持ち悪いと思うようになったのが本音です。
たぶん妻はそんな私の気持ちに全く気付いてないと思います。
浮気と言うきっかけをつくった私が悪いのかもしれませんが、少なくとも結婚生活を続ける事に意味があるとは思えません。
11年間も妻の事を愛せるように努力して愛せなかった場合でも、妻が離婚しないと言えば法的に離婚は認められないのでしょうか?
もし離婚できるなら、持ち家も含めた全財産を妻に渡して、800万円ぐらいの慰謝料を払っても惜しくありません。
▼ 投稿者 なまけもの さん [ 関東 ] | 2003年05月05日(月) 19時30分 |
なまけものと申します。
>私の妻に対する印象を180度転換するには十分過ぎる程衝撃的でした。
浮気しても黙って耐えてくれる妻であればよかったということですか?
>妻が離婚しないと言えば法的に離婚は認められないのでしょうか?
基本的にはその通りです。奥さんの側には有責事項がないようですし。 どうしても離婚したいというのであれば調停、そして裁判ということになります。
▼ 投稿者 離婚しましょう さん [ 関東 ] | 2003年05月08日(木) 13時59分 |
離婚できるかどうかというよりも、離婚しましょう☆
有責ウンタラとこの掲示板ではうるさく言われますが、それよりもなによりも 自分の幸せを考えましょう。11年も・・・。遅すぎたくらいです。
法律を味方につけるのは賢いやり方かもしれませんが、人間の心は法律のよう に有形ではありません。一定の枠にハマっていないと裁かれますが、いくら有 責であっても「罪」ではありません。心を安らかにされて、まずは自分が幸せ になりましょう。でなければあなたの周囲の人も幸せになれません。
▼ 投稿者 なな。 さん [ 中部 ] | 2003年05月08日(木) 16時31分 |
こんにちは
奥様は11年も前に配偶者とその不貞相手に対して、弁護士を立てて慰謝料請求を なさったのですか?奥様はものすごく法律の知識のある方なのでしょうか?
慰謝料支払いは、完了しているのですね? そして、その後は夫婦関係の修復を心掛けたと。 それでも、どうしても離婚をなさりたいのなら、真摯に奥様と向き合って 奥様が納得できるだけの条件を提示なさってはいかがですか? それでも奥様が離婚をしたくないと仰るならば、なまけものさんが仰るように 法的には進むのではないかと思います。
離婚しましょうさんへ
ご承知で書いていらっしゃる事と思いますが、
>有責ウンタラとこの掲示板ではうるさく言われますが
何も悪い事をしていない、無責の配偶者を守る為です。 日本という法治国家で暮らし、その恩恵を受け、婚姻と言う契約をしたのですから 悪い方(有責配偶者)から一方的に契約を破棄されるのを黙認するような事では、 婚姻の秩序が保てませんので。 (クサフグさんへのレスではありません。念の為)
▼ 投稿者 クサフグ さん | 2003年05月08日(木) 19時51分 |
なまけものさん、離婚しましょうさん、ななさん、レスありがとうございます。
>慰謝料支払いは、完了しているのですね?
ななさんよりご質問があったのでまずこれにお答えしておきます。私および不貞相手共に慰謝料支払いは完了しております。慰謝料はそれぞれ300万円づつでした。不貞相手は自身の親に借りて一括の支払いをし、私はこの11年間毎月のこづかいを5万円から1万円に減らし、半年毎の賞与は全額慰謝料として払ってきました。支払額は合計で約2000万円近くにのぼり、全て妻名義で私の知らない口座に預金しているようです。とっくに慰謝料の支払いは完済しているはずですが、今現在もこの運用は変わっていません。
実はこの土曜日に、妻に正直な気持ちを話し別れたいと言いましたが、予想通り感情的になってまともなお話ができませんでした。
妻には過去の不貞を反省している事、それ以来誰とも浮気をしていない事、この11年間円満な夫婦に戻る努力をしてきたが妻の事を愛せない事、も伝えました。もし離婚に応じてくれるならと私は下記のような条件を出し、これを文書にしてもいいと言いました。
1.今ある全財産全て(持ち家も含む)を妻に贈与し、離婚後も妻が死亡または再婚まで毎月給与の半額を送金する。 (賞与も都度半分送金する。)
2.離婚後は誰とも結婚しないし付き合わない。 ※たぶん一般の方は理解しにくいかもしれませんが、これを約束しないとかなりもめます。
しかし妻は、「慰謝料をいくら払っても絶対離婚しない! 他人に取られるぐらいなら一生飼い殺しにしてやる! 離婚しない限り夫は妻を一生扶養する義務があるし、一生妻だけを愛する義務がある!」と言い、翌日の日曜日に下記のような条件を出してきて署名しろとせまってきています。
1.一生夫から離婚を切り出さない。
2.一生浮気をしない。
3.一生妻以外の誰も好きにならない。
4.妻から性生活の求めがあればいつでもこれに応じ、夫からも定期的に求める事。 ※妻が言うには、婚姻中は性生活を拒否すると慰謝料請求の対象になるそうです。
5.休日出勤は絶対しない事。 ※これを忠実に守ると今の景気ではクビになりかねません。
6.残業は極力控えめにし、会社帰りの飲み会(忘年会、新年会、暑気払い、新人歓迎会、送別会等全て)は一切出席せず早めに帰宅し、 家庭サービスに専念する事。 ※飲み会に出る事は、現在のこづかいではどのみち不可能です。
7.親とは縁を切る事。 ※私の父はもうこの世にいませんが、ある地方に一人暮しの母がいます。もう74才になりますが、高齢の為何かあると心配なので 毎週母に電話していますが、妻はこれが気に入らないようです。ちなみに盆暮れに里帰りしようとすると妻がはげしく邪魔をし、 勝手に母親に電話して里帰りを断ります。母は私の婚姻生活の邪魔になってはいけないと思っているようで、私に「帰ってこなく ていいよ。私は元気だから。」と気遣ってくれます。もう3年程母に会っていませんが、孫もいなければ一人っ子の私にも会えな い母が不憫でなりません。
8.給与は今まで通り全額妻に渡し、これからつくる財産は全て妻名義にする事。 ※今現在も財産は全て妻名義にしてあります。
9.これらを守れない場合、夫は自殺する事。 ※妻の事を愛せないなら死んで詫びて欲しいそうです。
まだ署名はしていませんが、私が署名出来ない事に不安を感じた妻は、かなり感情的になっている状態です。11年前にも離婚を切り出しましたが、同じ結果どころか前よりきつい条件になりました。
この条件がのめないなら自殺しろと言われてますが、ほんとに死にたくなってきました。こんな状態でも離婚できないなんて、今の婚姻制度に疑問を感じる今日この頃です。
▼ 投稿者 なな。 さん [ 中部 ] | 2003年05月08日(木) 21時14分 |
クサフグさん、たいへんにご丁寧な回答をありがとうございました。 書き込みの内容を拝見致しますと、クサフグさんはこれまで充分に 奥様に償われてこられたのではないかと思います。 過去の不貞という有責事項は、もうクリアできたのではないかと。 逆に奥様の要求は、常軌を逸しているのではないかとさえ思えるほどです。
奥様が提示し、クサフグさんに署名を迫ったという、誓約書はお手元にありますでしょうか?もしありましたら、これまでの経緯とその誓約書(サインはしない方が良いでしょうね)を 持って、弁護士相談をなさる方が良いと思います。 ご夫婦間での解決は、ちょっと難しいようですから。
弁護士相談は、30分5000円からです。 複数の弁護士に相談すると、よりご自分の取るべき道が見えてくるのではないかと 思います。
▼ 投稿者 クサフグ さん | 2003年05月08日(木) 23時37分 |
こんにちは。
ななさん再度レスありがとうございます。
あるサイトで、有責配偶者からの離婚請求について掲載されていたのでコピペします。今は亡き遠藤誠弁護士が書かれたもののようですが、私も下記の例の様に、離婚する為に30年以上も戦う事になるんですかね。
とりあえず来週弁護士に相談に行ってきます。
ありがとうございました。
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日本の離婚は、「有責主義」といって、どちらがどれだけ悪い原因を作ったか、どちらにその責任があるかによって、離婚が法律で認められたり認められなかったりする。だから、今までの離婚では、愛人をつくって何年も家に帰らなかった夫が離婚したいと申し立てても、裁判所はこれを認めなかったという長い歴史がある。
これは「有責配偶者からの離婚請求」と呼ばれるもので、ようするに、勝手に愛人をつくって勝手に家を出ていった、それがまさしく離婚原因となるだろう、その原因をつくった側の、加害者であるはずの夫が離婚を申し立てする、という意味だ。その場合、被害者であるはずの妻を守るために離婚は認められなかった。
しかし、時代の移り変わりとともに、と言うべきかどうか、こんな判決が下された。 別居36年間を愛人と暮らした夫(当時74歳)が離婚を拒み続ける妻(当時70歳)に対して何度も離婚の訴えを起こし、何度も棄却され、ついに87年最高裁で、離婚を認めるという判決が下されたのである。
もちろん、別居が長期にわたり、未成熟の子供がいない、相手が過酷な状況におかれない、という要件を満たしたうえでの離婚成立だった。
ようするに、『たとえ有責配偶者からの離婚請求であったとしても、夫婦関係が破綻していると見られる場合は、有責配偶者からの請求だということだけで棄却することはできない』と判断されたわけである。これは、日本の離婚歴史の中では飛躍的な進歩だろう。
誤解のないよう付け足しておくが、この場合、離婚を拒んでいた妻というのは、夫に対する愛情から別れることを否定していたのではなく、怨念に近い嫌がらせとして籍を抜くことを拒否し、相手の幸福を阻んだだけでしかない。そんな人生を30年以上も送ってきた彼女自身は幸せだったのだろうか。
もっと早い段階で法律が離婚を認めていたなら、彼女は70歳となる前に、もしかすると40歳台に自分の人生を見つめ直せる機会もあっただろう。そうすれば夫とその愛人に対する私怨や恨みだけでなく、もっと前向きな人生が送れたのではないか、と私は心から気の毒に思うだけである。
しかし、日本の離婚法もだんだんと欧米諸国のように「破綻主義」へと移行しつつある。夫婦の関係が修復できないほど壊れてしまったのなら、法律でも離婚を認めましょう、というものだ。
破綻主義の考え方では、壊れた夫婦関係を法律だけで縛ってムリに続けさせることが悪であるばかりか、壊れたまま続けさせることによってより大きな悪を引き起こしかねない、と考るものです。破綻した家庭で生活する人間はその人格を荒廃させ、犯罪の温床にすらなりかねないとする、人間への洞察に満ちた見解でもある。
もちろん破綻主義だけを諸手をあげて歓迎するものではないが、少なくとも前述のような、長い、長い、恨みと、救いがたい精神の不幸は、いくらか軽減されるに違いない。
▼ 投稿者 みん さん | 2003年05月09日(金) 12時39分 |
くさふぐさん はじめまして。 私も同じような経験があり、思わずレスしてしまいました。 私たちは当時、夫34歳、私28歳でしたが、婚約中から結婚直後にかけ、夫が浮気したことがわかり、私は激怒し、ノイローゼにもなり、慰謝料請求しました。相手は夫の職場の者だったので、相手は仕事も辞めるように工作し、お金も取りました。相手からは100万、夫から120万でした。 でもクサフグさんと同じように、夫も、一時の出来心からした浮気に対して、慰謝料請求までした私に対し、申し訳ないという気持ちはもちろんあるが、そこまで徹底的にされたことで、私という人間を愛せなくなってしまいました。 私たちはクサフグさん夫婦と同様の生活を4年間し、夫から離婚請求されました。私もクサフグさんの奥さん同様の大反発をしました。一生飼い殺し という言葉まで、同じです。 でも、夫はがんとして離婚の意思を貫き、離婚訴訟し、解決金800万で離婚となりました。当初私は、農薬を飲んで死のう、あの人と別れるくらいなら死んだほうがマシ、死ぬくらいならあの人との離婚が確定する前に、妻のままで死にたい・・・と思っていました。
が 舌のねも乾かぬうちに、私には彼ができ、次第に心は安定し、今では結婚しています。子供も2人もいます。もらった800万は私の貯金にして、何かの時に使おうと思っています。
クサフグさんが辛く、苦しいのと同じで奥さんも決して幸せではないと思うんです。 ばかげた契約書にサインなどせず、調停へ持ち込んだほうがいいと思います、
クサフグさんもまだ39歳、これからいくらでも恋愛し、優しい気の合う女性と結婚し、子供にも恵まれれば、本当に今までの長いご苦労も少しずつ癒える事と思います。
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