浮気が原因での離婚の場合証拠が必要です 離婚原因では性格の不一致がいちばん多いように考えられていますが、離婚が裁判にまでなるケースではやはり夫の浮気、妻の浮気が圧倒的に大多数です。
浮気が原因で裁判離婚したい時は、証拠をとっておくことが必要です。不貞の事実があることを証明しなければならないからです。
裁判の時だけでなく調停や協議離婚でも不貞の証拠をとっておくと、慰謝料請求の際に有利になります。
浮気をしている場合には、愛人からの贈り物や、写真などを持っていることが多いのではないでしょうか。そのような証拠になるようなものを見つけたら、とりあえずすべてコピーをしておきましょう。
不貞行為の理由を裁判で主張する場合には、その証拠をつかむのがなかなか現実問題として困難です。そこでこのような場合には、相手方が不貞行為をしているのではないかと疑っている者が興信所や探偵社に依頼して、第三者による調査結果を証拠として裁判所に提出することになります。
興信所選びのポイント
- 興信所に対する行政の規制や監督はないそうですので注意しましょう。
- 調査料金等をしっかり教えてくれるところに依頼しましょう。
- 依頼人の気持ちや立場を理解してくれる興信所に相談しましょう。
- 事前に電話で連絡をして、金額などについては確認しておきましょう。
- 電話だけでの依頼も可能でしょうが、やはり相談員の方に会っていろいろ詳しい話を聞いたりするだけでも調査の成果は違ってきます。
- できるだけ詳しいデータを用意し、無駄な調査を少なくし、どういう目的で素行調査をするのか明確にしてから依頼しましょう。
- 調査期間、時間を短くして料金を安くしようなどとは考えないほうがよいでしょう。最初から、証拠を得る為にはどの位の料金が必要なのかをしっかり教えてもらい、料金的に無理であるなら依頼しないで他の方法を考えるべきでしょう。
ホームページ編集者からのアドバイス
本ホームページは離婚経験者男女3名により編集されており、2名の編集者が離婚の際に実際に探偵社を利用しています。
編集者の1人である私は、離婚の際に 浮気調査に3社の探偵社を利用し、合計で180万円の調査費用を使いました。
最初の探偵社で調査費用があまりに高額なのに当惑し、料金を安く結果を出すことばかり考え、うまくいきませんでした。
2社目の探偵社では料金については必要な費用であるとわりきり、長期の調査を依頼し完全に任せっきりで、これもうまくいきませんでした。
そこで3社目の探偵社では、 依頼の目的や、必ず結果を出してほしい旨を伝え、調査料金についても何度も話し合い、なんとか予算の範囲内に収まるようになりました。 結局この探偵社は調査の途中経過や状況について、3日に1度連絡をしてくれるなど大変よくやってくれ最終的には満足のいく結果だったと思います。
2社目の探偵社で調査を断念していれば、すべての探偵を非難するばかりで終わっていたかもしれません。しかし、調査を依頼する私のほうにも問題があったように思います。なんとしても証拠をつかみたいのと、料金のことばかり考え、無意味な依頼をしていたように思います。
1社目と2社目の探偵社は悪い探偵社で、結果が出た3社目の探偵社だけが良い探偵社と言うことではありません。 3社目の探偵社に最初に依頼をし、1社目の探偵社に最後に依頼をしていれば1社目の探偵社が結果が出る良い探偵社ということになった可能性もあります。
要するに、調査の依頼というのは依頼者の責任に負うところが多いということです。
正直に言いますと、依頼の時点でその探偵社が良い探偵社かどうかということは、判断のしようがないように思います。それよりもしっかりした知識で確実な調査依頼をすることのほうが、より確実な調査結果を得ることができるのではないでしょうか。 |