探偵事務所(興信所)を選ぶ
離婚原因の一つである「配偶者の不貞行為」を立証するためには、「不貞行為の証拠」が必要になります。
不貞行為の証拠が無いと、離婚請求から慰謝料の請求などの手続きが不利になったりします。
この浮気や不倫の証拠を調べてくれるのが、探偵(興信所)です。
探偵事務所や興信所では、浮気調査をおこない、離婚の手続きに役立つ浮気の証拠を集めてもらうことができます。
しかし、この探偵事務所や興信所へ浮気調査を依頼する時には、注意しなくてはならないことがあります。
それは、調査料金がそれぞれ探偵(興信所)で違うという点と、探偵にも調査の上手い下手があるということです。
そのため、浮気調査を依頼するときは、興信所の料金が安く、浮気の証拠を確実に撮ってくれる探偵事務所を探す必要があります。
浮気調査の金額
探偵事務所へ浮気調査を依頼すれば、料金を支払うことになります。
探偵事務所や興信所を選ぶ時に、この興信所の料金が安い高いで依頼先を決める人も多いため、興信所の料金が重要な項目です。
興信所の料金は、それぞれの探偵事務所、興信所で設定されている金額が違います。
そのため、比較するのにも時間がかかってしまうという特徴があります。
興信所の料金を見るときには、興信所の料金の内訳と浮気調査料金の相場を調べておく必要があります。
興信所の料金には、大まかに3つの項目を挙げることができます。
- 着手金
(浮気調査を行うために必要となる人件費などの料金。)
- 諸経費
(浮気調査を行うことで発生する、車両の燃料費、出張調査などの旅費、報告書作成費用などがこれに含まれます。)
- 成功報酬
(成功報酬は、浮気調査が成功した場合に探偵へ支払う料金。)
興信所の料金は、上で紹介した3つの合計金額が請求されます。
浮気調査の料金相場
浮気調査の料金相場について解説します。
先ほど紹介したように、興信所の料金は、「着手金」、「諸経費」、「成功報酬」の合計になります。
探偵の料金はそれぞれの探偵事務所、興信所で違いがあるため、比較する際には、浮気調査の料金相場を知っておく必要があります。
この料金相場ですが、調査員の人件費を参考にすると違いがより分かりやすくなります。
調査員1名に対する1時間の人件費は探偵事務所、興信所ごとに違います。
およそですが、調査員1名/1時間の料金相場は、7000円〜10000円程度です。
また、高額なところだと調査員1名で20000円する業者があったり、
安いところだと7000円以下のところもあるので、この興信所の料金を比較すれば、興信所の料金の違いを明確にすることができます。
具体的な料金相場については、下記のサイトを参照下さい。 興信所の料金相場と金額等、費用の詳細
諸経費でも違いがある
興信所の料金の違いは、諸経費でもあります。
浮気調査の諸経費として計上されるものには以下のものがあります。
- 車両使用料
(燃料費を含む場合と燃料費が別の場合あり)
- 出張費
(ホテルの宿泊料金や飛行機、新幹線などの交通費)
- 施設入場料
(遊園地や水族館などの有料施設への入場料)
- 機材使用料金
(調査機材を使用した際に発生する料金)
これらの諸経費も、探偵事務所(興信所)ごとで金額に違いがあります。
契約内容の確認
浮気調査や他の調査でも、探偵事務所へ調査を依頼すれば、必ず契約書を作成します。
この契約書の内容には、「誰が、何を、いつ、どこで、どうやって」調査をするのかが明記されます。
探偵事務所が調査する内容、人員、調査期間といった細かい部分まで確認をしてください。
不審な点や不明瞭な契約内容があれば、その場で確認をすることをお勧めします。
浮気調査後の慰謝料請求
探偵へ浮気調査を頼み、無事に浮気の証拠を揃えることができたら、慰謝料請求の手続きの準備をしなくてはなりません。
慰謝料請求では、興信所に集めてもたった浮気の証拠以外にも、浮気相手とのメールや手紙のやり取り、電話の通話記録、自身の日記などが証拠として認められることがあります。
また、慰謝料を請求する金額についても算出条件を確認したうえで、請求するようにしましょう。
探偵事務所(興信所)のアフターサービス
興信所から浮気調査の報告書を受け取った後にも、興信所へ相談することができるか確認することも大事です。
調査が終わった後にも、浮気調査の詳細や報告書に関して興信所へ質問することがあります。
こうしたときに、「すでに調査は終わったので答えられない」、「調査後には対応できない」、「別料金が必要になる」といったケースもあるそうです。
そのためアフターサービスの有無に関しても調査が始まる前、または調査後に確認しておくといいでしょう。
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