離婚しやすい年数と離婚が多い年齢とは?
離婚。増えていますよね。親しい友達が離婚した。
結婚祝いに3万、二次会で8千円払ったのに、あの時間はなんだったんだ!
と微妙な気持ちになった方も多いのではないでしょうか。
今回は、離婚しやすい年齢と離婚しやすい結婚年数についてご紹介していきます。
離婚しやすい年齢などの知識をつけておくことで、離婚を防ぐ効果が期待できるかも?
離婚しやすい年齢とは?
まずは、離婚しやすい年齢についてみていきましょう。
一番多いのは、30代
離婚しやすいもっとも多い年齢は、30代です。意外でしたでしょうか?
早くして結婚した人は早くして別れる人が多い、というイメージがある方も多いと思うので、いい大人になって分別がついているはずの30代がなぜ?と思われたかもしれません。
これには理由があります。近年、晩婚化が進んでいますよね。
男性の初婚平均は30代が一番多く
、女性でも平均は29歳、半数以上は30代で結婚しているのです。
ということはつまり、30代に入って初めて、他人と共同生活を始めた、という人がほとんどなのです。
他人との共同生活はぶつかり合いの連続です。
どれだけ恋人時代にラブラブだった人でも、一緒に生活していくのが向いているとは限りません。
昔ならば、男性が生活費を稼いで、女性が家事をする、ということで、離婚したら女性は生活していけませんから、ぶつかり合いがあったとしても女性側が折れて、そのまま結婚生活を続けていくことは珍しくはありませんでした。
ですが、(まだまだ男女の経済格差は大きいとはいえ)女性が経済的に自立することが難しくない時代ですから、合わないと思ったら、我慢する必要はなくなってきました。
合わない人とはすぐに見切りをつけて、次の人を探した方がある意味合理的だと言えなくもありません。というわけで、30代の離婚は多いのです。
30代の離婚の次に多いのは、10代の離婚です。
10代での結婚は、ほとんどの場合、できちゃった結婚、授かり婚、つまり、子供ができたことによる結婚です。
子供はかすがいともいいますが、10代というまだ若い時期に、子育てに時間を費やして自分のしたいことができなくなるのは、辛いと感じる人も多いのでしょう。
子供がかすがいにならず、夫婦関係を悪化させてしまうこともあるのです。
次に多いのは20代の離婚です。
20代はまだまだ若く、やり直しが十分に効きます。
別れても次の人が見つかるということも多いので、離婚に踏み切るハードルはそこまで高くないことも離婚が増える一因だと見ることができるでしょう。
次に、離婚しやすい結婚年数についてもみていきましょう。
やはり一番多いのは5年以内の離婚です。
他人と暮らしてみて、うまくいくかどうかの判断はすぐにつけることができるでしょう。
離婚するなら早い方がいい、新しい生活を始めるなら決断は早い方がいい、という人も多いのです。
5年以内の次に多いのが10年以内です。
やはり10年を超えると、家族としての愛情が芽生えてくるのでしょうか。
世間では、熟年離婚が増えてきたといわれていますが、やはり、結婚年数が浅いほど、離婚件数は多くなる傾向があるようです。
離婚しやすい年齢や離婚しやすい結婚年数の結果を踏まえると、結婚生活に慣れてきた頃に理想と現実のギャップに直面したり違和感を覚えはじめ、自分の人生の軌道をまだ修正できるうちに離婚に踏み切るという流れが見えてきます。
人生は一度きりですから、自分の将来や幸せのために離婚を選択することは決して悪いことではありません。
しかし、夫婦や家族は、長い時間の中で酸いも甘いも経験しながら一緒に成長していくことができます。もちろん、DVなど一刻も早く離婚した方が良いケースもありますが、結婚生活を幸せに長く続けていくには、焦らず夫婦としての成長をじっくり楽しむことも秘訣のひとつです。
結婚生活を続けていくかどうか迷った時には、相手への思いやりと少しの心の余裕をもって、じっくり考えてみてください。
》夫婦喧嘩が絶えませんが、夫婦円満の秘訣はありますか?